BRAND HISTORY
自らを「洋服の革新家」と名乗っていた創業者トーマス・バーバリー、野心の塊であったトーマスは1856年21歳の若さでBURBERRY(バーバリー)を設立しました。 「品質へのこだわりや生地の革新」をコンセプトに1895年、トレンチコートの前身であるタイロッケンコートを開発しました。 1924年、コートの裏地として使用されていたデザインの「バーバリー・チェック」が、トラッド系の代表格として世界中に認識されるようになりました。キャメルをベースに黒、白、赤の色合いが格子状に交わっているデザインが特徴的です。
バーバリーのコーポレートカラーはこの他にも若年層向けにデザインされた太ラインで菱形の斜めラインが特徴的な「ノバチェック」、紺または黒ベースに白と赤のラインが施された「ブラックレーベルチェック」、そして「ブルーレーベルチェック」は日本のオリジナル商品に起用されました。 女性は水色または薄いピンクベースに白と赤のライン、男性は黒ベースに白とベージュのラインが入ったチェック柄となり、男性女性で下地カラーが変わることが特徴です。
バーバリーチェックが世の中で認知されたのは、1964年東京オリンピックです。出場する英国女子選手が日本に向かう飛行機に搭乗する際に腕に掛けていたバーバリーのトレンチコートの裏地が表面となり多くの人の目に触れました。 その出来事で世間の注目を集めたといわれています。この際のエピソードをきっかけにバーバリーチェックはバーバリーのブランド地位を確立する要因となりました。
トレンチコートを初めとするバーバリーのファッションアイテムは日本でも多数の芸能人や海外セレブが愛用しています。 日本ではシンガーソングライターの安室奈美恵さんが有名です。身につけているバーバリーの中でも最も愛用されているアイテムはマフラーです。若年層の女性を中心にマストアイテムとなりました。 また海外セレブの間では、イギリスのトップモデルのケイト・モスがトレンチコートを愛用しています。ミランダ・カーも愛用者としてその名が挙がる人物です。 大人の雰囲気をつくり出すバーバリーのアイテムは世界中の人々を魅了し続けるブランドです。