BRAND HISTORY
ブランドとして不動の地位を確立し、今や世界中の女性が憧れてやまないCHANEL(シャネル)。
創業者のココ・シャネルは、1910年パリに「シャネル・モード」という帽子の専門店をオープンしました。
1913年に高級リゾート地にモードブティック「ガブリエル・シャネル」、1915年にはオートクチュールブティック「メゾン・ド・クチュール」を次々とオープンし、本格的にオートクチュールデザイナーとしてのスタートを切ります。
そして1916年、初のシャネル・オートクチュール・コレクションにて、ジャージ素材を使用したドレスを発表しました。
コストの安さ、コルセットからの解放、シンプルな着心地の良さ、無駄のないデザインで働く女性の間で話題を呼び、一躍脚光を浴びることになりました。
さらにココ・シャネルはツイード素材のスーツ、喪服用の黒服をモードの色へ変えた「リトル・ブラック・ドレス」などを発表し、ファッション界に次々と革命を起こしていきます。特に「リトル・ブラック・ドレス」はシャネル・モード最高傑作とも言われ、「黒は喪を表す色でなくモードな最先端の色で、着る人の個性を引き立てるシックな色」という位置付けを誕生させました。
女性達の生活スタイルに合ったモードを発表することで、上流階級の女性だけでなく、働く女性達の支持も得るようになったのです。
ココ・シャネル亡き後、カール・ラガーフェルドという天才デザイナーがシャネルのデザインを一手に引き受けることになるのですが、就任当時シャネルの人気は衰えていました。ですが、今までのシャネルのスタイルを守りながらも時代ごとの特徴を取り入れた新しいシャネルを生み出し、シャネルは再興を遂げます。
カール・ラガーフェルドは長年にわたり、シャネルを象徴する存在としてメゾンを支え続けました。2019年2月、その訃報は世界に大きな衝撃を与えます。
その後、長年右腕として支えてきたヴィルジニー・ヴィアールがデザインの舵を引き継ぎました。メゾンの伝統を丁寧に受け継ぎながら、やわらかくフェミニンな感性を加え、現代に寄り添うスタイルを提示しました。
2024年、ヴィアールの退任を経て、新たに就任したのはマチュー・ブレイジー。ボッテガ・ヴェネタで培った経験を携え、2026年春夏コレクションより本格的に始動予定です。シャネルは今、静かに次の章へと歩みを進めています。
