BRAND HISTORY
バレエ作品の「ダフニスとクロエ」が名前の由来とされているChloe(クロエ)。その中で主人公クロエの美しいダンスのイメージがブランドの由来になったとされています。
数多くのブランドは、創業者の名前が由来になることが多い中、Chloeの創業者であるギャビー・アギヨンは自身の名ではなく物語の主人公の名が由来している部分も特徴です。
上質で女性らしいテイストのブランドとしてスタートし、数多くの著名人をはじめ、今なお女性に愛されるブランドとしてその魅力を発信し続けています。
Chloeの歴史にとって欠かすことが出来ないのが、時代を彩ってきたデザイナー陣の存在です。
設立当初のChloeは比較的知名度の低いブランドでしたが、クリエイティブ・ディレクターにカール・ラガーフェルドを迎え、ブランドは一気に躍進しました。「モード界の皇帝」と呼ばれ、シャネルやフェンディのデザイナーとしてもお馴染みのカール・ラガーフェルドの力により、Chloeの世界的評価を高め現代にChloeのスタイルを定着させました。
近年のミニマルのブームを呼び込んだ立役者が、クリエティブ・ディレクターに就任したステラ・マッカートニーです。これまで高級路線で知られたChloeのスタイルにストリートのエッセンスを取り入れたスタイルを発表し好評を博しました。
数々のデザイナーによってブランドのコンセプトを継承しながらもオリジナルの価値を生み出し、Chloeというブランドを、そしてデザイナー自身のキャリアと言う意味でも着実に成長させてきました。
ブランドコレクションのなかでも、バッグが特に人気があります。
2005年に発表された「パディントン」は現在でも世界中の女性から支持されています。パディントンはB5サイズが入る大きさのトートバックで肌触りの良い柔らかい革素材を使用しています。中央にアクセサリの大きめの南京錠がアクセントとして付いているのが特徴です。
バディントンはトートバッグだけではなく、ボストンバッグや財布などもリリースされバディントンシリーズとして多くの女性から支持されています。