BRAND HISTORY
コーチの特徴はアクセシブル・ラグジュアリーです。
手の届くぜいたく品をブランドコンセプトに掲げ、年代や性別を超えて世界中で幅広い支持を集めています。
選りすぐりの品質と美しさと耐久性を備えたアメリカン・スタイルのバッグを押し出し、その後続々と財布やパスケースなどの小物からアクセサリーなど多様に展開し、人気を博しました。
品質を落とさず、求めやすい価格の商品を打ち出すことで購入者層を拡大し、その名を一流ブランドとして揺るぎないものに確立させていきました。
ブランド名、COACHの由来は、ハンガリーの首都ブダペストに程近い町Kocs(コチ)からきています。
コチは、世界で初めてサスペンション付きの4輪の馬車を製造した町であり、コチ=馬車とイメージされていました。そして、当時コチは貴族や大事なものを運ぶ時だけ使用されていたため、馬車が人や物を目的地に運ぶことからコーチという言葉自体が「コチ(コーチ)」=「大事な人や物を運ぶ」「目的地に運ぶ」と表現されるようになり、「大事なものを運ぶ」際に使って欲しいという創始者の製品への想いが込められています。馬車がロゴの上に描かれているのは、この由来からです。
日本でCOACHがブレイクしたのは、COACHを代表するシグネチャー・コレクションが発表されたことがきっかけです。
シグネチャーとはサインを意味し、COACHの頭文字である「C」のロゴがモノグラムとしてあしらわれたデザインは多くの日本人の心を射止めました。
2013年に新しいデザイナーとしてLOEWE(ロエベ)のクリエイティブ・ディレクターなどを経験しているスチュアート・ヴィヴァース氏が就任しました。
COACHと言えば攻めたデザインというよりも、どこか落ち着いた“優等生”感のあるイメージが強いブランドでした。彼はCOACHブランドの伝統を継承しつつ、革新的でモダンなアメリカン・スタイルを表現し注目を集めました。洗練されたシンプルなデザイン、鮮やかさや深みをもった色使いなど豊富なカラーバリエーションで以前からのコーチ愛用者だけにとどまらずより多くの人を魅了しました。
洗練されたシンプルなデザイン、鮮やかさや深みをもった色使いなど豊富なカラーバリエーションで以前からのコーチ愛用者だけにとどまらずより多くの人を魅了しました。 品質の高さや豊かな伝統を守りつつ斬新なキャンペーンや広告塔を厳選するコーチの訴求力は常に進化を遂げています。