BRAND HISTORY
「プリントの王子」との異名を持つEMILIO PUCCI
(エミリオ・プッチ)。イタリアを代表するラグジュアリー・ブランドです。創業者のエミリオ・プッチはイタリアのフィレンツェにおいて歴史と品格ある貴族の家に生まれ育ちました。1947年、高校時代オリンピックのスキーチームの選手だった彼は、自分でデザインしたスキーウェアを雑誌「ハーパース・バザー」に掲載し、人気を博します。以後、同誌から女性用の冬服を依頼され、ニューヨークで売り出します。
彼はアメリカに留学した後、イタリアに戻りイタリア空軍でパイロットになりました。スキーヤーでもあったエミリオ・プッチは、いろいろな経験を経て新しいデザインの服を誕生させます。その後も1960年代にはマリリン・モンロー、エリザベス・テーラーによって上品なプリントが受け入れられ、有名ブランドに名を馳せていきます。
1992年、エミリオが亡くなった後、娘のラウドミア・プッチ(Laudomia Pucci)がデザインを手がけてます。
特徴的な大胆な柄は、地中海にある自然やシチリア島のモザイク、バリのバティックなどから触発されたもので、独特なグラフィックの柄で「プッチ柄」と呼ばれています。
ドレスはもちろんビーチウェアやバッグ、シューズやアイウェアなど、さまざまなラインナップを展開している注目のラグジュアリー・ブランドです。大胆な柄や色使いが多く、独特のグラフィック模様のテキスタイルや色鮮やかな配色が人気で、ただ派手というだけではなく上品さを加えたスタイルで、アメリカを中心に多くのセレブリティ達から愛用されています。抽象的なグラフィック・デザインやまるで万華鏡のような色彩を用いており、今までにない大胆な柄を表現しました。ブラニフ国際航空の乗務員の制服やリンカーン ・コンチネンタル車の内装など、さまざまなデザインを手掛けています。
日本では2004年、東京銀座にオープン。
日本でもエミリオ・プッチを愛用している女性は多く、働く女性やセレブリティ、人とは異なる個性を発揮したい人たちに長く愛用されるブランドです。