BRAND HISTORY
セックス・アンド・ザ・シティ「I lost my choo」(チュウをなくしたわ)と言うセリフでも有名なJimmy Choo(ジミー・チュウ)。
創業者のジミー・チュウは、1954年マレーシア生まれ。客家(中国の南部に住む漢民族のエスニック集団で華僑に多い)の家系出身で、父が靴職人だったことから、幼いころから父を手伝って靴作りをはじめました。
初めて靴を作ったのは彼が11歳の時であり、のちに彼は「父の指導のもと、母に靴を作った。父は完璧な靴が出来上がるまで決して満足しなかった。そんな父がいなければ現在の『ジミー・チュウ』は存在しえなかった」と振り返っています。
優秀な成績で学校を卒業した彼はハックニーに工房をかまえます。その後、ロンドンに移住し靴作りに磨きをかけ、1983年にロンドン芸術大学ファッション科を卒業。イギリス版『ヴォーグ』の編集者だったタマラ・メロンの目に止まり、共同創始で1996年にブランドを設立しました。
その際、ジミー・チュウの姪であるサンドラ・チョイがクリエイティブ・ディレクターとなり、イギリス・ロンドンのナイツブリッジに1号店をオープンさせました。
ジミー チュウは、シューズを中心に展開するラグジュアリー・アクセサリー・ブランドです。
足元を華やかに美しく見せ、また細部にまで行きとどいた計算が生み出した安定感もかねそなえる、まさに理想の一足がこのブランドの強みでもあり最大の魅力です。クリエイティブディレクターのサンドラ・チョイは、「すべての女性のドレスアップを華やかに彩ることこそ、『ジミーチュウ』のDNAだと思っている」と語っており、そこにはあらゆる年代の現代女性が、履くことによって気分が上がり、いつまでもどこまでも歩き続けられるような快適さを感じられる靴作りを大切にしていることが感じられます。
奇跡のフィット感と絶賛され、それ故に世界中のセレブに愛されています。
靴の他には、バッグ、財布などのアクセサリー関連も人気があり、ハル・ベリー、ジェシカ・アルバがジミー チュウのバッグを持ち歩く姿がキャッチされています。
海外セレブリティだけにとどまらず、故ダイアナ元皇太子妃にも愛されたほどであり、大英帝国勲章や数多くのファッション賞を受賞してきたことからもこのブランドの人気の高さがうかがえます。