BRAND HISTORY
レトロモダンなデザインが人気を博している新生ブランド、MARNI(マルニ)。
1960〜1970年代の女優を思い起こさせるような色使いを織り交ぜながら、スタイルやカットはモードで、その組み合わせの妙にとても惹かれます。
レトロをモードに昇華させた、時代に流されないタイムレスな作品がたくさん見られます。
MARNIは1994年にスイス出身のコンスエロ・カスティリオーニが設立したイタリアのファッションブランドです。構築的なシルエットや可愛らしいプリント使いなど、あたたかみのあるデザインが人気に火をつけました。
プリント柄も有名で、カラーではオリーブグリーンやオックスブラッドレッドが特徴的です。さまざまな素材を組み合わせることで独特のニュアンスを作りだし、全体として柔らかくあたたかい印象を与えるアイテムが多いです。
「自分で着たいものを自分の手で作りたい」という想いで、ミラノを拠点に毛皮と革製品のみのラインナップでファミリービジネスの一環として立ち上がりました。独立後は、トータルブランドとしてミラノコレクションに参加し、一躍有名ブランドに名を馳せています。
2000年、東京に世界最大の旗艦店をオープンし、建築家ユニット「フューチャー・システムズ」が手がけた曲線で構成された空間は大きな注目を集めました。
またH&Mやポーターとのコラボも話題となりました。
MARNIのアイコンバッグとして多くのモードラバーに親しまれているのが、トランクバッグです。モダンかつクラシカルな要素を巧みにブレンドしたスポーティなデザインがエターナルな存在感を放っています。
もともとこのトランクバッグはMARNIのデザイナー、コンスエロ・カスティリオーニがツーリングでよく使用されるパニアバッグからインスピレーションを得て生み出したものです。
サイドからのぞくアコーディオン風のまちなどディティールにも凝っていて、MARNIらしいアイデンティティと品の良さを醸し出しています。その他にも鮮やかな色使いと実用性で注目を集めるMARNIのストライプバッグは「マルニ マーケット」でも話題となり、世界中のファッショニスタたちを虜にしています。