BRAND HISTORY
アメリカントラッドの代名詞でもあるブランドRalph Lauren(ラルフローレン)。1968年、デザイナーのラルフ・ローレンが設立しました。イギリスの伝統的なファッションをアメリカ流にアレンジした、アイビーファッションの中心的なブランドです。過度な主張を抑え、素材を重視したタイムレスなデザインを基調にしており、アメリカの上流階級を感じさせるスタイルが多いことから長年にわたり世界中から愛されています。
ラルフ・ローレンはニューヨーク市立大学を中退後、ネクタイの営業マンになります。老舗の紳士服ブランド、ブルックス・ブラザーズにネクタイを売りこんだことがきっかけで、ファッションビジネスに参画しました。
1967年、贅沢な素材を用いた4インチ幅のワイドタイのブランド「POLO(ポロ)」を発表し、話題を呼びます。
1968年にメンズウェアを発表。1971年にレディースウェアを発表しました。1977年、映画「アニー・ホール」にて主演のウディ・アレンとダイアン・キートンがラルフ・ローレンを着たことで「アニー・ホール・ルック」と称され一世を風靡しました。
1986年にはパリにアメリカ人デザイナー初となる路面店をオープンしました。
2006年にはアジア初の旗艦店となる「ラルフ ローレン表参道」をオープンさせました。スポーツ界への関心も高く、2006年から2010年までウィンブルドン選手権のユニフォームも手がけています。 ラルフ・ローレンの服作りは「私にとって、スタイルとは品質、一貫性、永続性だ。トレンドとは無縁でありながら、常に新鮮で新しく感じられるものだ。」という言葉の通り、長い間に渡り私たちを魅了し続けています。
創業から約半世紀を経た今日、アパレル以外にも、ファッション雑貨から生活アイテムに至るまで幅広い商品数を扱う総合ブランドに成長し全世界で展開しています。
人気のバッグ、リッキーはラルフローレンの妻リッキーからインスピレーションを得て作られたラインです。開くとトートバッグのように使えて、閉じると端正なハンドバッグに様変わりすることから、働く女性に人気が高いです。
2019年、ラルフ・ローレンが名誉最優秀英帝国勲章を受賞しました。ナイトの称号を授与された初のアメリカ人ファッションデザイナーです。